以前は現場の見積もりは難しい場所があった
一般的に、現場の見積もりをする際は、はしごをかけて、急勾配な屋根・軒や袖・3階以上の屋根等、危険な場所へ行って、現場調査をしなければなりません。
見積もり時には足場がない現場がほとんどで恐怖を感じながら屋根に上ることもあります。
また、安全帯をつけることができない場合がほtんどです。
踏み抜き転落の可能性もあるため危険が伴います。
現場状況により、はしごがかけれられない場所もあり、見積もりは難しい場合もあります。
屋根に登らないので屋根材を傷つける心配がない
劣化が進行している屋根材の上を踏むと、屋根材が破損してしまうかもしれません。
屋根に登る際には慎重に調査しますが、気を付けていても破損してしまうこともあります。
iPadやiPhoneなどのタブレットやスマートフォン・パソコンでリアルタイムに映像として共有
撮影した映像や写真を施主にお見せすることでたいへん喜んでもらえています。
家屋の現在の状況が施主さん、工務店さん、その他工事担当の方と確認できます。
建設・建築のリフォーム不可欠な時代
建築業界では主に高層物件・マンション、橋梁など、人が足を踏み入ることが難しい場所や本来足場を組む場所での赤外線調査を中心に工事の進捗管理や施工前後の撮影、測量など幅広い分野でドローンが活用されています。
時間コストの削減
高層になると昇降用の足場の設置が必要不可欠で、コストがかかっていました。
ドローン調査では機体を飛ばし撮影をすることが可能なため時間やコストが削減されます。
すぐに実施し、実施コストも大きく抑えられる点は屋根ドローン調査の大きなメリットでしょう。
危ない高所作業を削減し、従業員やお客様の安全を確保し労災リスクを除去出来るため安全性アップにもつながります。
屋根点検・屋根調査は飛行可能な場所に制限がある
建物の点検・調査をする際には、近隣または居住者へ配慮する必要があります。
プライバシー問題や飛行の際の騒音問題に発展する可能性もあります。
ドローン飛行時は、約70dBの騒音がします。
調査を行う際には、近隣の方々に調査計画の説明や安全対策に注意を払うことが必要です。
「ドローン✕屋根」で期待できること
塗装状況の確認
波形スレートの割れ等の有無
雨といに土や異物などの確認
トタン・瓦の浮きやズレの確認
ソーラーパネルの状態を確認
屋根の寸法を測量技術で計測
新築の工場を記念として、屋根を撮影
赤外線を使って太陽光発電のセル異常を確認
etc・・・
正確な精度で診断ができます
ドローンでの建物診断では、高性能カメラでの撮影により、劣化や破損箇所をチェックする事が可能です。
今のドローンはフルハイビジョンを超えて、4K、8Kの画像や動画を撮影することが可能です。
定期点検にドローンを取り入れる
目視では分かりにくい不具合を早期に発見し、建物の維持管理ができるツールでもあります。
賃貸住宅などの管理・運営には欠かせない存在です。
2ヵ月に1度の頻度で定期点検を行っている業者もいます。
口コミやブログで話題のDroneRoofer(ドローンルーファー)やTerraRoofer(テラルーファー)等の専用アプリを用いて飛行所要時間は短時間
ドローンにて外壁や屋根を確認する所要時間は30分程度です。
安全に手際よく点検できて嬉しいです。
また、ソフトを使用して自動で屋根面積を測量できます。
雨漏りの早期発見が期待されます
ドローン空撮を実施し、必要なメンテナンスを行うことで屋根からの雨漏れを防ぎます。
屋根から雨水が入り、裏の木材へ水が伝い、そのまま放置すると、木材が腐食し大きく費用が発生する工事が必要になります。
屋根を定期的に点検することは、全体的に工事費用を抑えることが期待されます。
ドローンはこういう時、使用できない
空港の近く
空港の近くではドローンは飛行することが禁止されています。
天候に左右され、雨の日・風が強い日
ドローンは雨にあたると機械ですので壊れてしまいます。
雨の日は気圧の関係上操作が難しくなるためドローン飛行は行いません。
風が強い日もドローンがバランスを崩してしまい、落下してしまうので飛行しません。
高圧線や送電線の近く
電線の近くでは電磁波がつよく、手元にあるコントローラーとドローンが途切れてしまう可能性があります。
ですので、送電線や高圧線の近くではドローンの飛行は行いません。
実際に触れない
ドローンは人間の手とちがって、屋根材に触ったり、めくってみたり、体重をかけたりすることができません。
飛行制限空域・飛行禁止区域で飛行することができない場所がある
下記のような場所では飛行ができなかったりする場合があります。
飛行制限空域
高度制限空域
許認可空域
警告空域
強化警告空域
人口密集地域
規制制限空域
応急処置や補修作業はドローンを使ってできない
ドローンは工事等の作業ができません。
屋根をめくったりすることができないので、内部を点検するのはできないのがデメリットです。
作業が必要な場合は、職人が屋根に上がる事が必要になります。
作業が必要な場合に3階の家や急勾配、近隣等の関係で屋根に上がるのが難しい場合は足場が必要な場合もあります。
台風等の風災もドローンが活用可能
最近、台風などの災害後もドローンに検査が使用されています。
安全に点検を行なえることから、ドローンによる点検はますます増加されています。
屋根材も他のものと同様に耐用年数や寿命があります。
台風や地震時に屋根材が飛散や落下しないよう、事前に点検しておくことは大切です。
屋根からの転落を防止
建設業において死亡事故の内、約4割も屋根や屋上からの落下事故が報告されています。
屋根の上での作業に慣れている職人でも、落下する危険性は十分にあります。
国土交通省の許可を得て飛行させています。
ドローンは近年問題になっており、許可がなければ飛ばすことができない場所が大変多いです。
ドローンは簡単に飛ばすことができない多数の規制があります。
しかし事前に建物等の屋根や外壁を点検するために国土交通省よりな許可を頂いておりますので、安心してドローンを飛行させることが可能です。
その背景にはトラブルが相次いでいるからです。海外でもドローンの登録が義務化されています。
よく、ドローンには「資格が必要」という方がいらっしゃいますが、現在は、資格は不必要で、「許可」が必要になります。
2021年に資格の制度が発表され、2022年からドローンを使って飛行する際、飛行する場所によっては、資格が必要になってくるとされています。
ドローンの登録は義務化です。
ドローン会社は多数ありますが、シェア1位のDJI社のドローンを使用して飛行しています。
近年ではトイドローンやSpark(スパーク)などのエントリーモデルから、Matrice(マトリス)シリーズのハイエンドモデルまで幅広く使用されています。
「Phantom」「Inspire」「Mavic」「Matrice」シリーズがありますが、向板金ではMavicを使用しています。
DJI製のドローンを安全に飛行し、高解像度の屋根画像を撮影しています。
専用アプリ「DJI GO 4」「DJI Fly」「DJI Assistant 2 For Mavic」により、最新技術を日々アップデートしています。
DJI社は元々Phantom(ファントム)シリーズなどの中堅クラスのドローンが有名でした。
賠償責任保険に加入しています。
ドローンが万が一、落下してしまった場合に備えて保険に加入しています。対人、対物含めて加入しています。
撮影エリア
兵庫県 尼崎市 西宮市 伊丹市 宝塚市 芦屋市 大阪市 吹田市 淀川区 西淀川区 豊中市を中心に撮影しています。